Sさんが今回、キッチンを中心としたリニューアルを決意した理由の一つめは、完全に閉鎖され、暗いキッチンの中にいると、リビングでくつろぐ家族と全くコミュニケーションがとれずに孤独で寂しい想いをしていたので、家事をしながらでも家族と会話ができるオープンなキッチンにしたかったこと。
二つめに趣味で集めたたくさんの食器の収納スペースをなんとか確保したかったことでした。
以前にも他の部分のリニューアルを依頼した建築設計事務所に今回も相談されました。
現場ではもちろん、時にはイメージの近いカフェにもデザイナーと一緒に足を運んだりしながら、何度も打合せを重ねました。
そうして実現したダイニング&キッチンの空間は、白とダークブラウンを基調にしたカフェのようなおしゃれなキッチン。ダイニング・リビングとのつながりも生まれ、家族とのコミュニケーションも非常にとりやすい明るく開放的な空間ができました。




<キッチン リフォーム前>
開口部も非常に狭く、自然光もほとんど入らず暗い印象だったキッチンスペース。
<キッチン リフォーム後>
ホワイト&ダークブラウンでまとめられ、落ち着いたイメージになったアジアンテイストのカウンターキッチン。上部の照明器具も散光タイプと集光タイプがバランスよく配置されており、夜は部屋を暗くしてカフェバーのようなおしゃれな雰囲気を楽しむことが出来ます。



<キッチン2 リフォーム前>
右側の開口部の奥が、いままでのキッチンスペース。リビングにいる家族との会話もしづらく、孤独感さえ感じられた。
<キッチン2 リフォーム後>
キッチンレイアウトを大胆にもダイニングスペースへ移動した。カウンターテーブルにしたことで家事をしながらの家族とのコミュニケーションもまったく問題ありません。途中から少し角度をつけたキッチンは目線に変化を与え、限られたスペースを広く見せることにも成功しています。
   
<キッチン3>
キッチンまわりをすっきりさせるコツは何と言っても必要充分な量の収納スペース。料理をしながらバルコニーの景色も楽しめるようになったキッチン&ダイニングスペースは開放感満点で、まるでオープンカフェのよう。



<キッチン収納 リフォーム前>
窓も小さく、収納スペースも非常に少なくて、閉鎖的な空間でした。
<キッチン収納 リフォーム後>
右側の収納は引戸式を採用したのでとても使い易く、余裕の収納量を確保。奥には食品庫を設けて、より便利で快適な収納スペースが出来ました。



■施主の声
私の細かい要望ひとつひとつの要望に対するプランニングが的確で本当に感謝しています。
アジアンテイストのキッチンにしたいとの希望にも、ブラウンのカラーサンプルを20枚も出してくれました。私たちのために本当に一生懸命な姿勢が伝わってきましたので、安心しておまかせできました。

■設計者の声
壁構造のマンションでしたので、撤去できない壁など何かと制約の多い中でのリニューアルだけにレイアウトプランに結構悩みました。システムキッチンを「へ」の字にレイアウトしたり、撤去不可能な梁も照明で活かしたりして空間に変化を与える工夫をしました。またパントリーを設けて収納を大幅に充実したことで室内がスッキリして、より広がりが感じられるLDKになりました。



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